1995年に、設立者ラファエル・デ・ラ・ルビアは、戦争なき世界(以下WWW)を、チリはサンティアゴ大学で50各国の代表者が参加した「ヒューマニズムへの開かれた邂逅」という会合で国際的に紹介しました。
それから、WWWは5大陸で多様な活動を積極的に展開してきました。昨年は、世界規模の核廃絶キャンペーンに的をしぼりました。
WWWは、ユニバーサリスト・ヒューマニズムの哲学と、暴力のない世界構築の可能性を信じた先駆者の教えから、インスピレーションを受けました。
WWWは、以下の「ヒューマニスト文書」の主要項目に同意し促進します:
- 最大の表現が戦争である物理的な暴力と、他の形の暴力—経済的、人種的、宗教的、性別的暴力の否定
- 全ての人間の多様な信条と自由な考えの確立
- 生のための知識と科学の発展
- 個人、民族、人種、文化的多様性の世界共通認識
- 全ての人間の平等の確認
- 人間を中心的価値と関心として考える
大部分の人間は、戦争を望まないが完全になくすことは不可能だ、と考えています。従って、社会的アクションを起こす他に、変えられない現実だと思ってしまっている人々の考えを、変えていくことが必要です。
歴史の意味を以下のように捉えています:
- 幸福、自由、生の楽しさを得るために、個人的、社会的な痛みと苦しみを克服しようと常に葛藤している
- 自然環境を生活に適する環境へ、社会環境を人間の無限の発展に適する環境のへと変える1千年間の絶え間ない苦労
- 戦争がなくなったとき、人類は旧時代を後にして、人の進化をとげる大きな一歩となる
それぞれの国や都市、街で、WWWはこれらの考えと一致した非武装のプラットフォームを提案するベースグループを組織しています。
ローカルまたは国内活動に加え、WWWは国際レベルでこれらのキャンペーンも推進してます:平和のためのヨーロッパ(Europe for Peace)、核兵器なきヨーロッパ(Europe without Nuclear Arms)、核兵器なき地中海(Mediterranean without Nuclear Arms)、戦争のないラテンアメリカ(Latin America Free of War)。
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